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受験生のインフルエンザ予防対策4選:ワクチン受ける時期は?もし直前に発熱したら?

2022.11.10

受験生の親の皆さんは試験当日に実力を発揮できるよう、健康管理に気を配っておられるでしょう。

受験本番の時期は寒くて乾燥する冬になり、風邪やインフルエンザが猛威をふるい始めます。

これまで無理をしてきたので免疫力が下がり、インフルエンザにかかりやすいのではと不安かもしれません。

もちろん、色々気を付けていても不測の事態は生じるものです。

でも正しい知識を得て、できる限りの対策をすれば、ある程度不安を取り除くことができます。

この記事では、受験生のインフルエンザ対策としてワクチンを打つ時期と、万が一直前に発熱してしまった時の対処方法について取り上げます。

インフルエンザ予防接種は受けたほうがいい?

結論から言うと、受験生はできる限り予防接種を受けましょう。

受験生は学校や塾、公共の乗り物などで人に接する機会が多く、インフルエンザにかかるリスクが他の人より高いかもしれません。

厚生労働省によると、予防接種は発症自体をある程度抑えたり、発症した際の重症化を予防する効果があります。

発症のリスクを少しでも下げる効果のある予防接種を受けることは、受験生にとって大きなメリットがあります。

かかってしまった場合もなるべく軽症ですむなら、ダメージを最小限で抑えられるかもしれません。

「あの時予防接種を受けておけば」と後悔しないために、受験生はできる限り予防接種を受けましょう。

インフルエンザワクチンを打つベストタイミング

インフルエンザワクチンを打つベストタイミング

10月中盤から11月中に予防接種を受ければインフルエンザ流行に備えられます。

インフルエンザワクチンは、接種後約2週間で抗体が上昇します。

つまり、効き始めるのに2週間くらいかかるというわけです。

インフルエンザが流行し始めるのは例年12月頃なので、11月中に受ければ流行前に備えることができるでしょう。

地域によっては早いうちから流行することもあるので、余裕をもって10月中の接種も検討できるかもしれません。

接種予約をしていた日に、具合が悪くなり接種日を延期することもあるかもしれません。

あまりにも試験ギリギリに予約するなら、不測の事態で延びてしまって抗体が効き始めるのが間に合わないということも起こりえます。

ワクチン効果の持続期間は5カ月あるので、秋に早めに受けておくのが安心でしょう。

予防接種の必要回数は1回?2回?

受験生はインフルエンザワクチンを2回接種するのが安心でしょう。

インフルエンザワクチンの接種回数は、原則として13歳以上は1回とされています。

しかし日本臨床内科医会の報告によると、インフルエンザワクチンは1回よりも2回の接種の方が効果は高いようです。

特に13歳以下の子どもは成人に比べて免疫力が低いため、2回接種が望ましいとされています。

持病があったり免疫力が弱っている場合も、2回接種する方が良いようです。

それで、受験生も念のために2回接種するのが安心でしょう。

その場合、1回目と2回目の予防接種には2週間から4週間程度空ける必要があります。

1回目を11月上旬に接種した場合、2回目を11月下旬から12月上旬に接種すると良いでしょう。

家族もワクチン受けるべき ?

インフルエンザは、受験生本人がワクチンで対策をしても家族が感染してしまうケースも多いようです。

家族は生活空間を共にするので密に接する時間も長く、受験生にうつしてしまうリスクが高くなります。

予防接種を受けておけば、仮に感染してしまったとしても軽く済んで、受験生にうつさずに済むかもしれません。

それで、受験生と生活を共にする家族も、インフルエンザの予防接種を受けておきましょう。

新型コロナワクチンと併用していいの?

新型コロナワクチンの摂取と、インフルエンザワクチン接種については厚生労働省で以下のような指針が出されています。

一度に終わらせるわけにはいかず、2週間の間隔が必要とのことです。

原則として、新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種できません。
新型コロナワクチンとその他のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2週間後に接種できます。

厚生労働省HP: 新型コロナワクチンとそれ以外のワクチンは、同時に接種することはできますか。

インフルエンザの予防方法

インフルエンザの予防は、予防接種の他にも日ごろからできることがたくさんあります。

受験生本人が行えることもあれば、家族が気を付けてあげられることもあるでしょう。

家族みんなで実践しないと意味がないものもあります。

アレルギーや体調の問題でインフルエンザの予防接種を受けられない場合は特に、対策をしっかりする必要があるでしょう。

予防接種を受けているとしても、併せて対策を行うことで発症リスクや重症リスクをさらに下げることができます。

では、インフルエンザ対策として家族みんなで行える4つの予防方法を見ていきましょう。

食事・サプリで栄養管理

食事・サプリで栄養管理

忙しい受験期こそ栄養のある食事をしっかりとるようにしましょう。

勉強の時間が惜しくて、簡単な食事で済ませてしまうというケースもあります。

また、受験に向けた緊張で一時的に食欲が落ちることもあるでしょう。

しかし、睡眠と同様に食事も健康に大きく影響します。

風邪予防に効果的と言われるビタミンAは、緑黄色野菜・レバーなどの肉類・うなぎ・卵・チーズなどに多く含まれています。

イモ類・野菜・果物などに含まれているビタミンCも、風邪予防や体力の回復に効果的です。

他にも、集中力を高めるレシチンや、リラックス効果のあるテオブロミンなども摂ると良いでしょう。

受験生が集中力をキープするためにおすすめの食材を以下の記事で特集しています。

https://nobimama.com/juken/exam-food/

日々の食事だけでこれらをバランスよく摂ることは大変なので、サプリメントを活用する親御さんも増えています。

受験生の子どもを支えるお母さんにとって気を遣う分野はたくさんあるので、手を借りられる部分はどんどん活用するのは良い方法でしょう。

睡眠と休息

夜更かしをせず、十分な睡眠をとって抵抗力をしっかりつけましょう。

受験生はつい無理をして、睡眠時間を削って勉強してしまうことがあります。

でも体をしっかり休めないと免疫力が弱くなってしまい、ウイルスに抵抗できなくなってしまうでしょう。

睡眠の量と質は、集中力や思考力にも大きく影響します。

睡眠時間を削ってまで勉強するのは逆効果です。

十分な睡眠をとり抵抗力をしっかり付けることが、勉強の質を上げると共にウイルス対策にもなります。

はやる気持ちは抑えて、夜更かしや無理をせず、体をしっかり休ませるようにしましょう。

手洗い・マスクでウイルスをブロック

コロナ禍になり、手洗い・マスクの大切さは多くの方が実感しておられるでしょう。

コロナウイルスと同様にインフルエンザも、以下の2つが主な感染経路です。

  • くしゃみや咳による飛沫感染
  • ウイルスが手に付くことによる接触感染

なるべく人込みを避けられれば一番良いですが、外出する際はマスクを着用しましょう。

マスクはできるだけ不織布タイプを鼻と口の隙間がないように着用します。

ウイルスが付着しているかもしれないマスクの外側を触らないようにしてください。

外出先や帰宅時には、石鹸やハンドソープで指や爪の間までしっかり洗い、30秒以上水で洗い流しましょう。

アルコール消毒もウイルス除去に効果があります。

しかし、可能な場合は流水での手洗いをするなら食中毒を引き起こすノロウイルスなども予防できます。

このように、ウイルスを体内に入れない・家に持ち込まないための生活習慣を徹底することができるでしょう。

インフルエンザの予防対策は、ノロウイルスなどの他の感染症予防にもなるので受験生の健康管理に役立ちます。

家族みんなで声をかけ合いながら実践するなら、忘れずに習慣づけられるでしょう。

乾燥対策

加湿器やマスクを活用して、適度な湿度を保つように気を配りましょう。

インフルエンザが冬に流行する理由の一つに、空気の乾燥があります。

空気が乾燥すると喉の粘膜の機能が低下してしまうため、インフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。

適切な湿度は50~60%と言われていますが、冬はヒーターなどの暖房器具を使うので、乾燥しやすくなります。

家の中では加湿器などを使って、適度な湿度を保ちましょう。

外出先ではマスクを着用することが、喉の乾燥を防ぐことにもなります。

さらにうがいはウイルスを洗い流すだけでなく、口内や喉の乾燥を防ぐ効果もあります。

万一受験直前・当日にインフルエンザにかかったら

いくら注意していても、インフルエンザにかかってしまうことはあり得ます。

かかってしまった時に大切なのは重症化させないことなので、すぐに医療機関で受診しましょう。

事前に病院に電話し、受診時間などを確認してから行くほうがスムーズな受診につながります。

受験間近だとしても焦らずに、点滴や薬など適切な治療を受け、しっかり寝て体力を回復させるようにしましょう。

一般にインフルエンザは、発症後3~7日間外出を控えるように言われています。

症状が治まっても、その期間は自粛して家でできることを行いましょう。

万一、受験1週間以内や受験当日に発症してしまっても、重症化させないことが大事であることに変わりありません。

受験日の10日前からは特に、本人も家族も予防対策をきっちり行いましょう。

追試や別部屋での受験OKの場合が多い

入試要項を確認し、受験する学校の事務局に連絡し、あきらめずに必要な申請手続きを行ってください。

多くの場合、追試験や隔離部屋での試験など何らかの特別措置があります。

いざという時に落ち着いて対処できるように、前もってこれらのことを確認したりシミュレーションしておくこともできるでしょう。

と言っても、せっかく長期にわたって準備してきたのですから、ベストの体調で試験を受けられるようしっかりとした予防対策は欠かせません。

まとめ

受験生の親子にとって、乗り越えなければいけない壁や気を配る分野はたくさんあります。

親の皆さんは、お子さんが当日にしっかり実力を発揮できるように、長期間にわたりサポートしておられることでしょう。

どんなに気を配っていても体調を崩すことはありますが、インフルエンザは対策を行うことで発症リスクや重症化リスクをかなり下げられます。

本人だけ気を付けていても意味がないので、家族みんなで協力してインフルエンザ対策を実践しましょう。

親子でチームとしてできる対策を行うなら、受験生の不安を取り除くことにもなります。

ゴールとその先にある生活を楽しみに、大変な受験期を笑顔で乗り切っていけますように。

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