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大学内部進学がある人気男子私立中学校偏差値ランキング【2022最新】

大学への内部進学がある人気・有名大学付属私立中学入試に向けた最新偏差値状況をランキング形式で見てみましょう。

ノビママの偏差値ランキングは、各中学校の偏差値をノビママ編集部で独自に調査し作成したランキングです。

なお、偏差値は模試の結果で入試の難易度を予想するものであり、教育内容の優劣や社会的な位置づけを表すものではございません。

大学への内部進学がある私立中学校代表校は?

今回紹介したい大学への内部進学がある私立中学男子校の代表は以下の3つです。

  • 早稲田中学校
  • 駒場東邦中学校
  • 慶應義塾普通部

それぞれの中学校の特徴を説明します。

早稲田中学校

早稲田中学校は、東京都にある中高一貫教育の男子校です。

早稲田中学校は、都内の中高一貫校でトップレベルの偏差値を誇ります。

名門私立大学早稲田大学の系属校ということもあり、知名度・人気が高い学校です。

早稲田中学校の大きな特徴は3つあります。

  • 座学以外の応用学習を導入
  • 人格の独立
  • 早稲田大学の系属校

座学以外の応用学習を導入

早稲田中学・高校では座学以外の応用学習も積極的に導入しています。

英語では、少人数に分かれてネイティブスピーカーと英会話を学ぶ時間が設けられています。

社会科では、鎌倉へ研修に赴き、現地で得られた情報をレポートにしてまとめるという活動があります。

理科では、地学の実習として化石発掘や地質、岩石の観察を行います。

さらに、夏休みや春休みには、早稲田大の理工学術院の施設を借りて実験ができる系属校ならではのハイレベルな実践学習ができます。

人格の独立

早稲田中学・高校の建学精神は「人格の独立」です。

「誠」「個性」「有為の人材」を教育目標としており、世界に貢献していける「有為の人材」となることを理想としています。

中高6年間の一貫教育によって、バランスの取れた教養を身につけるためのカリキュラムとなっています。

早稲田大学の系属校

早稲田中学・高校は、早稲田大学の系属校です。

同じく早稲田大学付属・系属校である早稲田大学高等学院と早稲田実業学校とは異なります。

早稲田大学の系属校なので、各学部に推薦枠があり、推薦で早稲田大学へ進学できるというメリットがあります。

早稲田実業学校中等部・早大学院中学部・早稲田中の違いについてはこちらで説明しています。

駒場東邦中学校

駒場東邦中学校は、東京都世田谷区にある私立の男子中高一貫校です。

駒場東邦中学校は、全体的に自由な校風で生徒に考えさせる機会を与える学校です。

体育祭や文化祭、研究旅行などに熱心で、勉強面以外も充実しています。

創立以来「自主独立の気概」と「科学的精神」を養うのが特徴です。

「生徒各自の個性を伸ばし、能力を高め、豊かな知性と科学的な教養を身に付けた、健康で実践力に富む有為な人材を育成する」ことを教育目標としています。

新御三家の一角

駒場東邦中学校は、最近着実に有名大学進学率を伸ばしている東京都内の男子「新御三家」の一角を占めています。

「新御三家」は、駒場東邦を含む以下の3校です。

  • 駒場東邦中学校
  • 海城中学高等学校
  • 巣鴨中学校

ちなみに、「元祖」御三家は以下です。

名門御三家中学の特徴についてはこちらで説明しています。

自分で考え、答えを出す学習方針

自分で考えること、自分で答えを出すことを重視した学習方針に特徴があります。

高校からの募集は行われない完全中高一貫校として、6年間のカリキュラムのもと、実践的な授業が行われているのが特徴です。

早い段階からレポート作成の課題も多く、生徒が自主的に考えて取り組む姿勢を重視しています。

また、集団生活を重んじ、部活動などで高校生が中学生の面倒を見るなど、中高一貫のつながりを重視していることも特徴です。

慶應義塾普通部

慶應義塾普通部は、神奈川県横浜市にある私立中学校です。

慶應義塾普通部は、福沢諭吉が開いた塾が元となっています。

「独立自尊」などの福沢諭吉の理念が色濃く表れ、ほかの学校とは異なる独自の教育環境が特徴です。

専門知識を持った先生が多く、副教材を多用しながら深く掘り下げた授業が行われています。

とにかく学業に力を入れており、膨大な宿題が出されることでも有名です。

生徒の「なぜ」「どうして」という学びの本質を大事にしながら、自分の考えをまとめ表現する機会が多くあります。

ほとんどの学生が慶應義塾高校、慶應義塾大学へと内部進学していくため、時に高校や大学の内容を扱うこともあるようです。

受験勉強にとらわれない「学問の本質」を突き詰めた教育が行われています。

校則は比較的緩やかでのびのびとした校風です。

慶應義塾には関連の中学校が普通部のほかに、中等部とSFC(湘南藤沢中等部)の2校があります。

慶應義塾普通部・中等部・SFCの違いについてはこちらで説明しています。

面接試験

受験では、本人のみの面接があります。

教員が入れ替わり、受験生と1対1の面接を複数回行い、複数の教員の目で判断されます。

きちんと受け答えできるように、準備と練習が必要です。

大学への内部進学がある男子私立中学偏差値ランキング

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