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勉強のモチベーションが上がらない7つの原因とは?

勉強のモチベーションが上がらない7つの原因とは?

勉強のモチベーションが上がらない
勉強しなきゃと思っているのになかなか進まない

私が開発に携わっている子ども用サプリのユーザーである子どもたち、そしてその親御さんたちに聞いてみると、多くの方が同じ悩みを抱えているようです。

実は勉強のモチベーションが上がらない原因にはいくつか理由があります。

勉強するうえでモチベーションは大切で、勉強を続けていくためにも必要なことだからです。

勉強しないといけないのに、なかなか進まないと悩んでしまう理由と対策方法について説明します。

勉強のモチベーションが上がらない7つの原因

多くの子どもが、勉強のモチベーションを上げたり、キープするのに苦労する原因は主に以下の7つです。

  1. 勉強の仕方がわからない
  2. 興味がない
  3. 必要性を感じない
  4. 成果が出ない
  5. 睡眠不足
  6. ストレスを抱えている
  7. 気を散らすものが多い

それぞれの原因について説明します。

勉強の仕方がわからない

勉強の仕方がわからないという理由でモチベーションが上がらない子どもは意外に多いようです。

勉強時間は取っているのに、なかなか成績が上がらないという人もいるのではないでしょうか?

どうしても難しい漢字を覚えられなくて、漢字の書き取りになるとやる気が出ない子もいます。

でも、漢字を分解して、へんやつくりなどのパーツから覚えたり、字の成り立ちから学ぶ方法を知るだけでやる気がでるかもしれません。

モチベーションを上げるためにも、自分に合った勉強方法を考えてみるということから始めましょう。

勉強の仕方に迷っている人は先生や勉強のできる友達に聞いてみるのもお勧めです。

簡単なコツを学ぶだけで、意外なほど勉強が楽しくなることもあります。

興味がない

勉強に興味がないと、モチベーションが上がらない原因の1つになります。

勉強に興味が湧かないのは、勉強をやらされているからです。

もちろん、誰もが勉強に興味をすぐに持てるわけではありません。

興味がない科目の勉強を続けているのは特に苦痛でしょう。

でも、理解が進んで課題をクリアできるようになると、自然と楽しくなってきたり興味が湧いてきたりすることもあります。

勉強に興味がないときは、どうやったら自分が興味を持てるかを考えてみることも大切になってきます。

「興味が感じられない」と決めつけるのではなく、「勉強を好きになれるかも」と前向きな気持ちで取り組みましょう。

必要性を感じない

「なぜ勉強しないといけないのかわからない」、「こんなこと勉強しても将来役に立たない」と感じて、やる気を出せない子どもも多いです。

確かに、学校で学んだすべての内容を大人になって目に見えて活用するわけではありません。

それでも、自分の知らないことを効率よく学ぶ方法、筋道立てて考える方法は大人になってどんな職に就こうと役立つ財産です。

また、関係ないと思っていた知識どうしが、思いがけず結びついて奥行きのある物の見方を生み出すことも珍しくありません。

ゲーム感覚に意識を切り替えて、新しい課題、出会ったことのない課題をクリアしていくことに楽しみを見つけられるでしょう。

成果が出ない

模試などの結果が悪いと、勉強のモチベーションは上がりにくくなります。

「自分には勉強は向いていない」「あれだけがんばったのにこれならもうやりたくない」という気持ちになるのも不思議ではありません。

勉強に限らず、成果がでないとなかなかモチベーションをキープできない人も多いのではないでしょうか?

実は勉強の成果が出るのも時間がかかりますし、成果が出るまで継続することが必要になってきます。

そのため成果が出る前に諦めてしまう人も多いです。

また周りの人から成果が出ないことを指摘されるのもストレスになってしまいます。

「今回はたまたま実力が出なかっただけ」「これから上り調子になる」と前向きな考え方に変えられるように周りもサポートしたいものです。

睡眠不足

睡眠不足の状態では勉強に限らず、何を始めるにしてもやる気は湧きません。

不十分な睡眠では勉強のモチベーションも上がりませんし、勉強の効率も下がってしまいます。

効率が落ちた状態ですと、記憶力・集中力も低下してしまいますので、ますますモチベーションが下がります。

またせっかく勉強の時間をとっても、効果がなければ勉強の意味が無くなります。

睡眠不足の状態が続くと、体調が悪くなってしまう可能性もあり、健康の面からもおすすめしません。

受験生に最低必要な睡眠時間の見極め方についてこちらの記事で特集しています。

ストレスを抱えている

自分の思っているとおりにならないことがあるとストレスを感じてしまい、勉強の効率が下がることもあります。

家族や友人とのちょっとした気持ちのすれ違いでストレスが生まれることも珍しくありません。

これから勉強をしようかと思っていた時に、「いつまでも遊んでないで勉強しなさい!」と親から指摘されて、やる気が失せてしまうことも多いようです。

特に思春期の子どもは、強制されることには抵抗したくなります。

親のイライラが子どもに伝染して、子どものストレスになるケースもあります。

ストレスを抱えたまま勉強すると、なかなか勉強が効率的に進まないということがあります。

勉強を計画通りにこなせないことでストレスを感じてしまい、ますます勉強が進まない悪循環は根元から断ちましょう。

気を散らすものが多い

受験生のモチベーションが出ない理由にスマホや漫画といった気を散らすものがあります。

ついついスマホを開いて、インスタをチェックしていたら、もうこんな時間だった・・。という経験はありませんか?

スマホに限らず、マンガなど部屋の中には勉強から気を散らす物がたくさんあります。

またスマホ、マンガだけでなく周りの声なども勉強に集中できなくなってしまう原因の1つです。

また家の勉強だといつもの緊張感がなくなってしまい、気を散らしてしまう原因にもなります。

やる気を引き出す8つの方法

やる気を引き出すどんな方法があるのでしょうか?

  1. 目標と成果を見える化する
  2. 「1問だけ」から始める
  3. ライバルを見つける
  4. 名言でやる気を鼓舞する
  5. やる気スイッチを準備しておく
  6. やる気の出る環境に変える
  7. スマホの壁紙をやる気の出る画像にする
  8. チートデイを設定する

過去、先輩たちがやってきた勉強を続けるためにやる気を出す方法を確認していきましょう。

勉強のやる気が出ないときに親ができることはこちらの記事で特集しています。

目標と成果を見える化する

やみくもに勉強するのではなく、目標と成果を明確にすることでモチベーションがアップします。

「受験合格!」では目標として遠く感じすぎるかもしれません。

遠い目標よりも、以下のように細かく時間単位、日単位、週単位に分けた小さな目標を設定しましょう。

  • 「今から2時間で英熟語10個の使い方を覚える」
  • 「今日中にドリルをXXページ終わらせる」
  • 「今週中に定期テストで間違えた問題を解き直す」

目標を立てたら、どれくらい目標に近づけたか見える化しましょう。

例えば、勉強時間をストップウォッチで計測したり、スマホアプリを使って勉強時間を記録できるかもしれません。

また、覚えた英単語の個数X10円を貯金することでも成果を可視化できます。

自分の勉強量が見ただけでわかるようになれば、「もっと勉強量を溜めよう」というゲームのような心理が働き、モチベーションを保てます。

また、成績の成長記録をつける習慣を身に着けておくとより勉強が楽しくなります。

今と過去の成績を比べてどれだけ伸びているかを確認してみましょう。

「1問だけ」から始める

とりあえず、「1問だけ」、または「1分だけ」からはじめることで気乗りしなかった勉強も続けられるようになります。

やり始めると自然とやる気が出て、意外にそのままがんばり続けられるようになるものです。

加えて、とにかく始めることができたという成功体験は重要です。

成功体験を経験すると、脳内ではドーパミンというやる気ホルモンの分泌が促進されます。

勉強を始めることでドーパミンが分泌される快感を脳が覚えることで、勉強を始める、または続けるためのハードルがどんどん低くなるのです。

ライバルを見つける

共に高めあうライバルを見つけるのも、勉強へのやる気を維持するためにおすすめです。

他の人と一緒にがんばり、競い合うことで、実力以上の結果を生み出し、実力自体を大幅に伸ばせます。

ライバルを見つけるメリットは以下の2つです。

  • 相手がいるのでモチベーション保ちやすい
  • 相手に負けたくないという目標ができる

模試や校内のテストの結果をみて、「勝ちたい」と思える人を見つけるはよい方法です。

自分よりも少し上の人を見つけてこの人に勝ちたいと思いながら勉強するとモチベーションが高まります。

名言でやる気を鼓舞する

言葉の力は絶大で、偉人や一流スポーツ選手、ドラマやアニメの主人公の言葉など、モチベーションが上がる名言や格言がたくさんあります。

勉強を始めるためには、意外に心のパワーが必要です。

インターネットで「名言 勉強」「名言 やる気」などのキーワードで検索するとたくさんヒットします。

気に入った言葉、心に響く言葉を読んだり、見たりすると、テンションが上がりやる気が湧いてきます。

勉強机の前の壁に名言を貼りだすのも効果的です。

やる気スイッチを準備しておく

モチベーションが上がらないときは「やる気スイッチを準備しておく」ことで勉強をすすめることができます。

受験に成功した子どもたちが実践してきた、やる気スイッチを入れる方法に以下があります。

  • お気に入りの文房具を使う
  • やる気の出る特定の音楽を聞く

特に、お気に入りのデザインで選んだノートを使うと、使い始めるときにワクワクします。

使い終わったときには、「こんなに勉強した!」という達成感が得られておすすめです。

勉強を始める前にモチベーションを上げる音楽を聴き、勉強中は気を散らさない音楽を選びましょう。

やる気になれるスイッチは一人ひとり異なります。

自分のスイッチが何なのか、自分の子どもはどんなスイッチでやる気がわくのか試してみましょう。

やる気の出る環境に変える

自分の部屋で集中できない、やる気が出ないなら、図書館に行ったり、塾に通ってみるといいでしょう。

何も誘惑するものがないので勉強がはかどります。

気が付いたら集中して勉強が進んでいたという人もいるのではないでしょうか?

図書館や塾に行くと、あなたの気を散らせるものが何もないので、必然的に勉強することになります。

家で勉強するときには、気を散らす原因となるゲームやマンガが視界に入らないようにレイアウトを工夫しましょう。

カーテンやカバーを棚の前面にかけておくだけでも効果的です。

スマホの壁紙をやる気の出る画像にする

スマホの壁紙画像を変えることによって、モチベーションアップのためにスマホを活用する方法もあります。

叱咤激励してくれるシンプルな名言画像や、スマホで気が散るのを止めてくれる画像を設定している人も多いようです。

くすっと笑える画像で、根を詰め過ぎないように助けられることもあるでしょう。

自作画像でもいいですが、以下のサイトでスマホサイズに合わせて作られた画像が準備されています。

【勉強しろ】東大生が作成!やる気が出るスマホの壁紙・待受画像【おしゃれ】(ヤゴコロ研究所)

見るだけで勉強のやる気が出る名言の待ち受け画像を計17個紹介!(一流の勉強)

チートデイを設定する

勉強のモチベーションを上げる一つのコツとして、あえて勉強をしないチートデイの設定をしてみましょう。

チートデイを設定するメリットは以下の通りです。

  • オン・オフの切り替えで集中力が上がる
  • 自分を追い込まずに済む

きちんと自分を律することができる子どもほどチートデイのメリットがあります。

しかし、だらだらしてしまう子どもはチートデイの設定が逆に悪影響を及ぼすかもしれません。

親が自身の子どもがどんな性格なのかをしっかり見極める必要があるでしょう。

まとめ

勉強をしていると、どうしてもモチベーションが上がらないという日もあるでしょう。

大切なのは、なぜ勉強のモチベーションが上がらないのかを考え、原因に合った対策をすることです。

現在のやり方に固執するのではなく、時には環境を変えてみたり、新しいライバルやゴールを設定しましょう。

辛い日々もあると思いますが乗り切っていきましょう。

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