東京都内で帰国子女枠を持つ主要中学校の入試に向けた最新偏差値状況をランキング形式で見てみましょう。
帰国子女枠とは?
帰国子女枠とは、日本の学校に進学する帰国生のために設けられた試験方式です。
外務省の「海外在留邦人数調査統計」によると、海外に在留する邦人のうち小学生・中学生世代の邦人数は年々増加しています。
帰国子女枠の中学受験に考慮される条件は以下の通りです。
- 出身校の種類
- 帰国後の年数
- 海外での滞在年数
出身校の種類によって受験資格の規定を設けている学校があります。
また「帰国後、海外滞在の年数が◯年以上」といった条件が必要となる学校もあります。
特に「帰国後年数が2〜3年以上」「海外滞在期間が1〜2年」を条件としている学校が多い傾向のようです。
志望校によっては受験資格の足りない部分を考慮してもらえる可能性もあります。
不安な方は、一度志望校へ直接問い合わせてみると良いでしょう。
一般的な帰国子女枠の中学受験は、「1〜3教科 (国・算・英) の学力試験」と「面接」から成り立っています。
しかし志望校によっては、試験科目が4教科 (国・算・理・社) である場合や、面接に限らず、書類審査や作文試験が対象となる学校もあります。
試験勉強で失敗しないよう、入試要項をしっかり確認しておきましょう。
帰国子女受験はどんな準備をすればいいの?
帰国子女枠の中学受験を検討している学生は、事前の情報収集が大切になります。
資料の取り寄せや説明会への参加を通して、志望校を決定するようにしましょう。
東京都の中学校では、帰国子女枠を設けている学校が多く創設されています。
しかし、帰国子女受験を実施していない中学校もあるため注意が必要です。
特に、以下のようないわゆる御三家と言われる中学校では、帰国子女試験を実施していません。
よくある質問
帰国子女枠を検討されている方がよく持つ質問とその答えについて解説します。
面接では、どんなことを質問されますか?
「どうして本校を受験しようと思ったのか」「海外生活を通して、どんな体験をしたか」などを聞かれることが多いです。
志望校の特徴や自己PRを事前に用意しておきましょう。
自信を持ってアピールできると、面接官の目に留まりやすくなります。
海外で日本の試験対策をするにはどうしたらいいですか?
通信講座やオンライン家庭教師の利用をおすすめします。
特に国語や作文試験を課せられている方は、海外での試験勉強が困難になりやすいです。
帰国子女向けのコンテンツを活用して、積極的に学習の場を作り出しましょう。
英語を喋ることができても、試験勉強をするべきですか?
日常会話での英語能力と、受験で問われる英語能力は異なります。
特に帰国子女の受験生は、英文法や日本語訳に苦戦する傾向にあるようです。
たとえ英語を流暢に話せても、試験対策はしっかり行うようにしましょう。
東京都で帰国子女枠を持つ中学入試偏差値ランキング1~10位
ノビママの偏差値ランキングは、各中学校の偏差値をノビママ編集部で独自に調査し作成したランキングです。
なお、偏差値は模試の結果で入試の難易度を予想するものであり、教育内容の優劣や社会的な位置づけを表すものではございません。
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