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模試の結果が悪かった子を支える-志望校判定の正しい受け止め方

模試の結果が最悪で子供が落ち込んでいる…どうしよう?
すぐに志望校を変えたほうがいいの?

受験が近づくと模試の回数が増えます。

学校で模試を受けたら、すぐにまた塾で模試があるなんてことも珍しくありません。

「模試は受験と違うから」

「模試の結果が悪くても、そこから成長して合格する人もいるから」

このように言われても、どうしても模試の結果は気になります。

志望校判定の結果や友達の模試の結果を聞いて悩むという人もいるのではないでしょうか?

実は、多くの方が模試の正しい目的をはき違えて一喜一憂して時間を無駄にしているようです。

模試結果の正しい受け止め方、正しい志望校判定や偏差値の判断基準について見ていきます。

模試の結果に一喜一憂してはいけない

模試の結果に一喜一憂しないよう気をつけましょう。

当然ですが、模試は実際の試験ではありません。

模試結果の偏差値や志望校判定に必要以上に引きずられて、本来の模試の目的を見失っている方が多くおられます。

実際の試験は、合格者と不合格者の線引きをすることが目的です。

模試の目的は、そもそも合格不合格の線引きではありません。

受験の目的は志望校への合格です。

模試の結果は、目的をかなえるためのプロセスとして判断しましょう。

ではそもそも模試を受ける意味とは何でしょうか?

そもそも模試を受ける意味は?

模試を受ける意味は、自分の今の実力を客観的に知るところにあります。

模試を受けて今の成績はどれくらいで、どこが苦手かを明確にするものになります。

そのため現状では、模試の結果でどの分野が弱点なのかを客観的に判断しましょう。

自分の弱点をつぶしていくことを優先してください。

特に受験まで1年以上ある段階では、苦手をつぶしていくことが受験本番期へと大きな差をつける秘訣です。

そして、よくできているところを確認し、今までの勉強でしっかりと実力になっている部分をほめましょう。

励ましがあると子供はより一層勉強が楽しくなり成績が伸びていきます。

自分のできているところ、できていないところを振り返り、自分で自分を褒めて、モチベーションにできる子も時にはいるでしょう。

でも、中にはそうできない子もいます。

子供は一人ひとり違うので、子供たちを良く観察し、成績の上昇にはどんなアプローチが必要なのか考えて接しましょう。

そうすれば、子供たちもより成績が上がりやすくなります。

模試結果の正しい捉え方

では模試結果の正しい捉え方について見ていきたいと思います。

模試は結果に基づいた復習の方が重要になってきます。

結果を見ることは大切ですが、結果に囚われすぎないように注意が必要です。

判定・偏差値の結果に囚われない

まず押さえたいのは模試の判定・偏差値の結果に囚われすぎないことです。

判定の結果にのみ囚われて勉強しなくなってしまうのは本末転倒です。

予備校や塾が算出する判定や偏差値は、実は予備校・塾の効果的な営業ツールに過ぎないことを多くの方は知りません。

まずは判定・偏差値が気になるでしょうが、どれだけ点数が取れたのかの内訳を確認しましょう。

内訳の確認後は、「点数が取れていなかったところ=苦手な分野」となります。

勉強にあたってのアドバイスが書かれているので、一読して自分の勉強に充てていきましょう。

アドバイスを見て今後はどんな方法で勉強をしていくかを考え、計画をたてて勉強をしていきましょう。

勉強へのやる気を失いがちな子どもを、上手に勉強好きにする方法についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

強化すべき分野を見極める

次に意識したいことは強化すべき分野を見極めて行くことです。

模試の結果は今の成績だけではありません。

強化すべき分野を見ていくことが今後の成績が上昇するカギになります。

今の成績や判定ばかりに気を囚われないようにしましょう。

強化すべき分野のアドバイスをしっかりと読んで、その分野を強化していくことが必要になります。

そして弱点から確実に解ける問題にしていくようにしていきましょう。

問題によっては複数の分野が組み合わさっている問題もあります。

複数の分野が組み合わさっている問題は、どの分野が苦手なのかを切り分けて考える必要があります。

そして、以下のように勉強を進めていきます。

  • 模試でできなかったところを再度解きなおす
  • 解説を読んで、どんなアプローチをして解いていくかを理解する
  • 同じ問題を再度解く
  • 似たアプローチで解ける問題を自分で作成して解いてみる

模試に出ている問題が難し過ぎると思ったら教科書を読み直してみたり、自分で解きなおしをしましょう。

どこまでが分かっているかを明らかにして、分からないところを先生に聞いてみましょう。

解ける問題で確実に点を取る

点数を手っ取り早く上げる方法は「解ける問題で確実に点を取る」という点です。

そのためにも苦手分野を少しでも減らして、解ける問題を増やしましょう。

解ける問題が増えるほど自信がつき、点数が伸びていく確率も高くなります。

確実に解ける問題が増えているか、そこで点を取れているかどうかを模試の結果を見て判断することが重要です。

試験で解ける問題を1つずつ増やしていくことが合格へ近づく方法となります。

自身の点数推移

次に見ておきたい点は「自身の点数推移」です。

具体的に見ておきたいポイントは以下の2つになります。

  • 前回の模試と比べてどれくらい点数が伸びているか
  • 模試の平均点との差の推移

1つめは単純にどれくらい成長できているかを確認することができ、モチベーションを維持することができますので、ぜひやってみましょう。

2つ目は模試の平均点との差異を確認することによって、現時点で同じ学校を志望する学生とのレベル差を確かめられます。

平均よりも低ければそれだけ差を埋める必要がありますし、受験時期が近くなれば志望校の変更も考える必要があるかもしれません。

平均よりも高くても安心せずに、もっと高めて自信を深めましょう。

模試の結果で志望校を焦って変えなくてよい理由

実は模試の結果をみて志望校を焦って変える必要はありません。

そう言える以下の理由について考えていきましょう。

  • 出願日まであきらめる必要はない
  • 目標は少し高めがよい

出願日まであきらめる必要はない

実際に志望校の変更が不可能になる出願日まで志望校をあきらめる必要はありません。

模試の結果が悪かったとしても、少なくとも年内はあきらめないことをお勧めします。

実は受験シーズン前の秋以降の模試は難易度が高めになる傾向があります。

そのため結果が悪くなりやすいので落ち込む人が多く、志望校を変える人が多いのですが、出願日まであきらめる必要がありません。

悪い成績が出たときは落ち込みすぎず、いつものようにできていないところの確認と、志望校の過去問を解いていくことが大切です。

志望校の出願日まで子どもを信じましょう。

親の役割は、成績が悪くなってネガティブになっていたり、イライラしている子供をサポートしたり見守りすることです。

ついつい勉強に身が入らないように見える子を見て、つい注意したくなる気持ちも分かりますが、ぐっと抑えて子供の声を聞くようにしましょう。

受験のプレッシャーを子どもだけで抱えるのは大変です。

話をゆっくり聞く、共感をすることだけでも変わってきます。

少しでも子供が抱えているプレッシャーを少なくして、受験に向かう子供を送りだすと子供にとっていい結果があるかもしれません。

目標は少し高めがよい

志望校の目標は少し高めに設定しておくことがおすすめです。

下げてしまうと、かえって頑張らなくなってしまい、目標としている学校も受からなくなってしまう可能性があります。

子供がだらけずに頑張るためにも、少し目標を高めに設定することが大切になってきます。

目標設定としては、子どもがもう少し頑張ったら合格するくらいの志望校設定がおすすめです。

先生、生徒、保護者が三者一体となって情報の共有を行っておくとよりスムーズに流れが運ぶので、普段から情報の共有を行っておきましょう。

どれだけ受験生が頑張れるかというのが大切になってきます。

子どもが頑張るうえで大切なのは、先生や親といった周りのサポートです。

子どものモチベーションを上げてくれる名言をこちらの記事でまとめています。

まとめ

親として、子どもの模試結果をみて悩んだり、イライラして子どもとけんかになってしまうこともあるかもしれません。

そんな時こそ、何を確認すべきか、親はどう接するべきかを改めて見直しましょう。

どんな点が苦手なのかの振り返りができるようサポートし、少しずつ改善していくことが大切です。

親と子供が抱えている悩みを共有し、明確にしておきましょう。

悩んだ時は学校や塾に相談することで解決策が見えてくることもあります。

時間が足りないと思ったら、まずは親と子供の時間を取りましょう。

受験生に絶対にかけてはいけないエセ「励まし」フレーズについてこちらの記事で特集しています。